井の頭歯科

W杯

2010年7月13日 (火) 08:26

今回のW杯はあまり試合が見られませんでしたけれど、トーナメントが始まってからは何試合か見れましたして、楽しみました。

今回気になったチームはドイツ!伝統的スタイルのドイツのプレーは正直単純ですし、放り込んででも、とにかく競り勝って、たとえ1点差でも勝てば官軍!というのが私はあまり好きなプレースタイルではないのですが、今回はある意味スペクタクル!攻める姿勢を忘れず、しかし守勢になっても我慢出来るプレイが良かったです。また、アウェーの黒いユニフォーム、かっこよかったです。監督のレーブさんも若いし、顔もいいですし、その上チャレンジャー精神があってよかったです。また知らなかった選手#8エジルくんは素晴らしい選手、是非プレミアリーグに移籍して活躍してもらいたいです、個人的にはアーセナルに来て欲しいです。

後はやはり決勝まで進んだ両チームは本当に素晴らしい試合が多かったです。ドイツvsスペインはちょっとドイツが自陣に引き過ぎたこと、ミューラーが累積警告で出られなかったのが痛かったですが、さすがスペインでした。プジョルのヘッドというのは劇的すぎるくらい劇的でしたが、しかし、あまりファールをしないで、しかも流れの中からの点を許さなかったのはやはりドイツ凄いと思います。またスペインは特にビジャはついてましたし(F・トーレスは可愛そうでしたけど)、魅せるサッカーを貫いて勝つなんてちょっと最近のW杯では見られない現象でした。今回もとにかく「負けたくない」という守備的な、リスクを冒さない試合運びが多かったように思います。フットボールにそれほど詳しいわけではありませんが、やはり勝率だけを考えたら堅守速攻のカウンターが1番負けなくて強いスタイルでしょう。でもそれをあえて攻撃的にボールポゼッションに重きを置くのは見ていて楽しく、面白いです。ただ、それが出来る選手を集めるのは、非常に難しいでしょうし、だからこそ、W杯の試合よりも、おそらくチャンピオンズ・リーグの試合の方が何よ意図しているのか?が分かって面白いのだと思います。だからこそ、スペインはもうまさにバルセロナのサッカー(やはり精度は落ちますけど、セスク・ファブレガスがいたら!という想像は掻き立てます)でしたから。前評判通りの優勝、W杯では珍しいのではないでしょうか?

個人的に今大会のMVPは、タコのパウルくん、です(笑)

タコがW杯を予想、ですよ。もうそれだけで面白いです。

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