先週の日曜日に、勉強会に行ってきました。
嚥下という、ものを飲み込むことに障害がある方への診断、治療を対象とした講演だったのですが、とても勉強になりました。普段あまり嚥下障害に触れる機会は少ないのですが、これからの超高齢化社会ではおそらくかなりの確率で増えることが予想される病気ですし、その知識や最先端の傾向を知っておくことは重要だと思います。今のところ、診断には内視鏡を用いた検査や、重篤なものに関してはやはり嚥下造影検査が必要なのだということも理解出来ました。やはり、診断が非常に重要だということだと思います。特に不顕性誤嚥(自覚症状の無い気管への食塊の混入)はかなり怖いと思いました。むせる、という生体の防御反応の重要性も意識を新たにさせられました。今回は動画での診断過程、その造影検査の様子も見ることが出来、大変勉強になりましたし、そういった部分のみでなく、地域として取り組まれている先生方の熱心さも充分に伝わってきました。刺激になりました。
その後の懇親会でも、懐かしい先生方と日頃の診療についてお話しが聞けたのも嬉しかったです。大学時代の同じクラブの後輩の先生方も元気そうでなによりでした。