今年も公益社団法人東京都武蔵野市歯科医師会では、武蔵野市の桜まつりで無料歯科健診を行います!
日時:平成28年4月3日 日曜日 10:00~15:00
場所:武蔵野総合体育館サブアリーナ
普段聞けない事や、お子さんの歯について、なんでも聞いてみてください。たくさんの先生がいらっしゃってますので、是非!
昨日、武蔵野健康つくり事業団とで市民向け公開講座を行いました。
講師の先生は日本大学摂食機能療法学講座教授の植田耕一郎先生でした。
植田先生はとても情熱的な先生で、これまで2回学会で講演されていたのを拝聴致しましたが、控えめに表現しても、とても感動致しました。私は普段「感動」という言葉は使いたくないのですが、大変感銘を受けました。それ以来ご講演が聞けるチャンスがあれば聞きに行こうと思っていたのですが、それが自分の所属する歯科医師会で出来て嬉しいです。
植田先生は摂食機能療法学という新しい学問を研究なさっていますが、私も最近歯科医師会に所属したことで勉強するようになり、興味のある分野であるので、そこも大変嬉しかった部分です。簡単に説明すると、食べ物を口の中で噛み砕き、唾液と混ぜ、喉に送り込んで、食道を通して胃に送る、という一連の動作の中の異変を治す学問です。例えば、脳卒中になったのちに半身麻痺が残ってしまった場合、それは口の中にも、舌にも、そして喉にも麻痺がある事を意味します。そんな方にもう一度お口から食べ物を食べて頂く事を目指すのです。まだまだ新しく歴史の浅い学問ですが、個人的にも仕事的にも興味があります。
先生の講演は大変面白く、驚きがあり、知る楽しみがあり、笑いがあり、涙する方もいらっしゃり、さらには死生観についても言及される、歯科医師が講演しているとは普通思えないくらいの講演でした。
何と言いますか、今を生きる事の重要性、メメントモリ、一期一会という事でしょうか、また漱石の感覚にも近いお話しも大変面白かったです。
講演会終了後に植田先生と少しお話しさせていただきました。大変貴重な時間で光栄な事でした。
また歯科医師会での仕事も頑張ろうという気持ちになりました、ありがとうございました。
忙しかったのでなかなか映画館に行けません・・・そこでDVDを借りて見てます。本当にいっぱいいろんな映画があって時間は少ないんだなぁ、と思います。
音楽映画を見たので短い感想ですが。
「君が生きた証」 ウィリアム・H・メイシー監督 ファントムフィルム
凄い邦題ですよね・・・なんかこれだけで遠慮してしまいます、普通だったら。感動の押し売りみたいな感じがしますし。しかし、ラジオ番組の中で昨年の良かった映画のひとつだったので見ました。
ある広告会社に勤めるサム(ビリー・クラダップ)は大きな契約をまとめた事で興奮して、無遠慮に息子のジョッシュに電話をして呼び出します。学費を出してやっているのだから付き合え、と。その後店について待っているサムの目の前で息子が通う大学で銃乱射事件が起こっている事を知り・・・というのが冒頭です。
なんの予備知識もなく見た事で、より驚けましたし、何より音楽が素晴らしかったです。邦題問題も大きいですが(原題は劇中に出てくるバンド名「Rudderless」全然こっちの方が素晴らしい!)音楽がとても良かったです。
主役を演じるビリー・クラダップの豹変も良かったですし、単純な音楽映画ではなく、ある種のミステリーでもあり、背負う事が出来ないほどの重荷を背負ってしまう男の話しです。しかも特別な何かが起こらずとも、ポジティブな何かがある作品です。
音楽的にはイーサン・ホーク監督作品の「痛いほど君が好きなのに」のサントラを担当しているジェシー・ハリスの雰囲気です。そこにもう少し躍動感を入れた感じで私は好きです。
何曲も好きな曲がありましたが、ネタバレに繋がらない中でこの1曲が良かったです。
音楽が好きな方にオススメ致します、あと家族がいる人にもオススメです。
キャロル観に行きたかったなぁ・・・