大学時代にアメリカンフットボールをしていたので、ここまで世間の話題になるのがびっくりしています。
正直に告白すると、私も相手選手を潰してこい、という指示をしたことあります、というか日常的に使う言葉でした。
当然ですがルールの中でのことです、しかし下級生にはそう捉えられなかった選手もいたかもしれません、実際に事故は無かったにしても、ルールの中で、という言葉を添えていなかったのは私に非があります。
もちろん今回の加害選手のタックルは見た事ないレベルで問題ありますし、チームの中にも、指導者にも、問題あるでしょうね。
でもここまでいろいろな人が発言していますけど(このブログの私も、その中の1人になったわけですが)、叩けるモノは叩いてもイイ、感じが正直怖いですね。
今までにアメリカンフットボールに興味もなく、観戦もしたことが無い人まで、強い口調で罵倒しているのを聞くと、何か違うと感じてしまいます。
もちろん正義感からの、フェアプレーを尊ぶからの、発言もあるとは思いますけど、叩ける何かを叩いてすっきりしているように見える部分もあって、怖いです。
もっとアメリカンフットボールの競技に興味が湧いてくれたらいいな、と思います。
NFLももちろん凄いですけれど、日本の大学生のアメリカンフットボールはある意味泥臭くて、非常にデザインされたプレーを繰り出してくるのを見るのは楽しいです。
暗い気持ちになるニュースですが、最後は少しでも気分が晴れるといいな、と思いここで1曲。
全然関係ないんですが、最近知ったこの曲、このバンド、カッコイイです。