ピーター・チェルソム監督 トランスフォーマー
主演がサイモン・ペッグさんなので観ました!少し忙しかったので、久しぶりになってしまいましたが。
現代イギリスの精神科医ヘクター(サイモン・ペッグ)は彼女(ロザムンド・パイク)と楽しい生活を送ってはいるものの、患者たちのネガティヴな想いに引っ張られるかのように沈みがちになり…と言うのが冒頭です。
私は旅行をする事がほとんどないですし、海外も今まで1度も行った事が無いですので、スゴイなぁ、と単純に思います。旅行中はきっと様々な出来事が起こる非日常だと思いますけれど、その分、普段の、当たり前の事が通用しないので、その人の臨機応変さ、柔軟性が試されると思います。
幸せ、大変形の無い曖昧模糊で千差万別な事象に対する映画ですから、小難しいくしようと思えば出来たと思いますが、非常にライトなタッチでまとめてくれています。ややヘヴィーな事柄も扱っていますけど。
やはり、サイモン・ペッグの、彼そのものかのようなキャラクターであるヘクターの愛嬌がまず半端なく良かった!この役者さんそのものが好きなので、この映画に対する評価も甘めになってしまってますけれど、それも含めて、それでもいい!と思わせるくらい好きな俳優さんです。
ある銀行員とのスーパーリッチな生活や、大変危険なアフリカのフィクサーとの繋がりは、彼の愛嬌があればこその関係性で、見ていて大変緩い何でも許せてしまう感じになってしまいます。
大変リラックスできる映画で、その点でも良かったです。
しあわせ、に関する箇条書きがいくつも出てきますけれど、なかなか含蓄が深いです。
あ、本当にどうでもいい事なんですけれど、彼女役をロザムンド・パイクさんが演じられているので、この映画のその後に、「ゴーン・ガール」(の感想は こちら )が待ってるのかと思うと、ホラー映画前日譚的な感じになってます。もう私はロザムンド・パイクさんを見るだけで、この人はエイミーだ!になってしまって怖いです。
しあわせに興味のある方、毎日のルーティンを新鮮にしたい、と思っている方にオススメ致します。