ティム・バートン監督の名作と言われているのと、最近知ったお店の名前がこの映画のタイトルだったので、観る事にしました。
やたらと話し好きな父エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)に蟠りがある息子ウィル(ビリー・クラダップ)は、父が倒れたと聞いて故郷の街に帰ってくるのですが・・・ 大変ファンタジックなお話しになっています。
しかもすっごくキャストが豪華で、父をアルバート・フィニーもイイんですけれど、その回想シーンで輪かい父をユアン・マクレガーが演じていて、そこも大変良かったです。でも、ユアン・マクレガーは年を取ったらアレックス・ギネスに似てくると思ってたのに(ええ、スター・ウォーズの世界ですと・・・)、アルバート・フィニーになっちゃうのも何となくわかりますけど・・・
とってもファンタジックで、少し不思議(=藤子・F・不二雄先生のいうSF)で、とてもお伽話っぽい、温かみのある世界の話しです。
何処か、童話っぽくなるのもティム・バートン監督作品の特徴だと思いますけれど、この作品は上手く行っている作品だと思います。時にはそうは思えない作品もありますけれど。
『シザー・ハンズ』が粋な方にはオススメの作品だと思います。または『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が好きな方なら絶対好みの作品だと思います。
まぁ、すっごくご都合主義的な展開と言えば、それまでですけど。それに、私はある女性のフィアンセの結末には、少々やり過ぎを感じました。あまりにも、どうでも良く扱われてて・・・可哀そう。 家族がいる方に、家族関係に良いイメージのある方に、オススメ致します。