本多 猪四郎 円谷 英二 監督 東宝
Amazonprimeにあったので見れました。こういう日本の映画が見やすくなったのは嬉しいです。
それが、ここ日本では、ガス人間になるわけですし、人間に戻れます、都合良く、ガス人間になれる、というのも、ポイントが高いし、この特撮が素晴らしい。
そして、主題は 愛 になるところが、流石日本です。
猛スピードで逃走する車を追いかける警察車両。どうやら銀行強盗の車を追いかけているようです。しかし逃走車はクラッシュ。中を確かめると、誰も載っていません・・・というのが冒頭です。
ガス人間の造形が素晴らしい、流石円谷プロ!そして監督本多猪四郎!
しかも、人間の悲哀を主題にしているのも、イイです。ガス人間役の土屋嘉男の、不敵な顔、凄くイイです。悲哀もあり、最高です。
また、ここに加わる能、そして美人の家元に、八千草薫が本当に美人。着物の美しさも、この奇想天外なSF要素に、あえて古典的な能と着物を持ってくるのが、イイです。
是非透明人間じゃないガス人間に興味ある方に、オススメします。