ディーン・パリソット監督 ファントムフィルム
ビルとテッドの第3弾です!前作は29年前!凄い!しかもかなりマイナーな映画ですけれど、ちゃんと完結してくれました。そういう意味でキアヌは流石の人徳です。全2作も復習してから望みましたので、こちらも万全の体制で望めました。
ハチャメチャですけれど、この馬鹿っぽいところがこの映画の良い所でもありますし、80年代の映画ってだいたいこういう雰囲気です。でもちゃんと進化もしていました。
ビルとテッドの地獄旅行のラスト、タイムマシンで修行したワイルド・スタリオンズの活躍は徐々にその輝きを失い、今未だに世界を1つにする曲を作れないまま25年が経過…娘2人は肯定的ですが、それ以外には見向きもされなくなったビルとテッドは…というのが冒頭です。
基本ネタバレ無しの感想です。
ビルとテッドの2人は、全然全く微塵も成長してません。が、姫達だけでない、新たな理解者に恵まれています。
懐かしいあの人達のその後も分かりますし、今回はただただ、音楽の素晴らしさに重きを置いた素直な作品。
また、バンドメンバーが驚愕。なるほど!の人選もあれば、知らない人もいました。
ラストまでのサスペンスと、ラストのアガり方が、まさにbe excellent to each other and party on !な訳です。
ルーファスもいるし、サイコーに良かったです。
ただ、お父さんを信じる娘は凄くありがたいけれど、ちょっとご都合主義な匂いはします、しますが、この作品はそういう事は抜きに楽しめる人向けな、まぁ懐古主義な部分がある事は事実。しかしそんな事実は小さな部分だと断言できます、何故なら、29年前の続編なんですから。
おバカな映画が好きな方、80年代の映画が好きな方に、オススメ致します。
多分今年最後の映画館鑑賞です、行けて良かった。