ジョーダン・ピール監督 ユニバーサル・ピクチャーズ U-NEXT
「NOPE」を観に行こうと思って、未見のこちらを見ておこうかと。
1986年サンタクルーズ。アフリカンアメリカンの家族3人、父、母、娘がビーチサイドのうう園地で遊んでいるのですが・・・というのが冒頭です。
ジョーダン・ピール監督第1作「ゲット・アウト」は、まぁまぁ面白かったのですが、今作は読み取ろうとする人は確かに、面白がれる、かも知れませんが、どうにも飲み込みにくい、座り心地の悪い、不思議な作品という感じです。
ま、予告編でも、タイトルでも、ネタバレをしているのでいいと思いますが、ドッペルゲンガー的な「私たち」が自分を襲ってくるんです・・・まんま、言葉の通りです。
異質な「私たち」をどう捉えるのか?暗喩として何と思うか?こう考えられるのでは?という方には楽しめる作品、と言いたいのですが、う~んと思う。
ホラー文脈に詳しくないので、もうひとつ乗れませんでした。
それでも、社会的な文脈で考えたくなる人にオススメ致します。
では、NOPEに行ってきます。
アテンション・プリーズ!!
ココからネタバレアリの感想です、未見の方はご注意を。
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ネタバレありですと、どうしても、地下の存在が、どうにも、ね・・・
最初に弁明入れてる感じで、凄く、ダサいとは思う。
ゾンビという概念と同じように、ドッペルゲンガーという概念、という事かな?とも思うんだけれど・・・
そこを飲み込んだとしても何だか納得できない部分が多すぎました。
だって、
1なんでそっくりなの?
2なんでちゃんと喋れないの?
3魂がないから、なら、なんで失語症から立ち直ったの?
4なんで都合よく最後になって思い出すの?
というご都合がいくつもあるんですよ・・・
下りのエスカレーターの前で立ちすくんでたのに、次の瞬間にはミラーハウスに居るの、凄く変。なら他の人も登ればいいのに・・・
こんなに綺麗な地下室を誰が何の目的で作っているのか?不明だし、旅行に出かけて影であるドッペルゲンガーが移動出来ない時はどうするの?とか、普通に疑問点が多すぎて画面に集中出来なくなってしまいます・・・
全てが、ドッペルゲンガーを存在させる 為 の仕掛けでそれが多すぎて、乗れないです・・・
それに主人公を殺すつもりなら、さっさと殺れば良い瞬間が多すぎる・・・
手繋ぎの文化を、事業を、体験していない人には響きにくいんじゃないかな・・・