ャウム・コレット・セラ監督 ワーナーブラザーズ U-NEXT
割合皆様にオススメいただいたのですが、なかなか手が出なかったのですが、現在2023年4月に前日譚の新作が劇場でかかっているらしく、そろそろ重い腰を上げて観ておくか、と思いU-NEXTで観ました。
スマートフォンが普及しているので、恐らく2000年代から2010年代のアメリカ。過去に死産を経験したケイト(ヴェラ・ファーミガ)は夫であるジョンの勧めもあり、養子をとる事に同意するのですが・・・というのが冒頭です。
原題は「Orphan」孤児となってます。でも、この邦題はこれでもイイ感じがします、何と言っても主演はエスターですから。
決して悪くない作品だと思います、が、音の使い方は割合子供だましで幼稚だと思います。この点は凄く気になりました・・・
演者はどなたも素晴らしく、特に主演のエスター役のイザベル・ファーマンはちょっと凄いです。これはアメリカ版のジュディット・ヴィッテと言ってもイイくらい(私には最高級の褒め言葉です)素晴らしい役者さんだと思います。映画作品として、前日譚を観に行くかどうか?なら、あんまり気乗りしないですけれど、イザベル・ファーマンが主演するなら観に行こうかな、というくらいいいです。
ストーリィは、結構穴がある、というか、なんだかいろいろ気になりますし、それなら、エスターは日本に行け!で終わると思うんです。アメリカでどうにかしようとするから、ダメなんですよ・・・
あ、ネタバレは無しの感想です。
もし、私が脚本を直せるのであれば、もう少し工夫出来るんじゃないかな、とも思いますが、とにかく見た目が、ルックが良い作品なんで、凄く好きな人は好きになる作品だと思います。
でもなぁ・・・ストーリィ、というか前半割合早い段階で、かなりいろいろ分かってしまうんで、しかもはっきりミスリードがあって、そこもあまり好きじゃないんですけれど、そういう事はとりあえず脇に置いて、役者が素晴らしい、と言う意味では本当にイザベル・ファーマンが素晴らしい。
ホラー映画が好きな方向けの作品である事は間違いないです、そういう人にオススメ致します。