みなさんは小学校の頃、どんなクラブに入っていましたか?私は小学校のころ、器楽クラブというクラブに所属していました。クラブの顧問をされていた三浦先生が素晴らしい先生でしたので、楽しい思い出ばかりです。三浦先生は亡くなられてしまって卒業後お会いすることは無かったのですが、それでも時折同クラブのメンバーの同級生で集まっては話しをしたりします。
私たちの学年は卒業して今年はちょうど30年も経ってしまっていることに、今気が付きましたが、数人で集まるだけでもその当時の事を思い出したりするのが不思議です。ちょうどバレンタインデーの翌日に集まったのですが、集まるまで忘れていたのですが、参加メンバーの1人にバレンタインのチョコレートを頂いていた事、思い出したりしました!もちろんクラスの男子みんな同じものをいただいていたのですが(笑)その方はチョコレートの形まで思い出されてくれて、バンドエイドのチョコレート、という話題に花が咲きました。また、案外みなさんご近所にいらっしゃる、というのも意外な事実です。
三浦先生のお話しになると、個人的にいつも思い出すシーンがありまして、それは小学校の卒業式のあと、青空の下、サクラの花びらが風に舞う校庭で、卒業生やその両親、そして先生方が三々五々集まっている卒業式後のよくある晴れ晴れとした中にあるちょっとだけ寂しさを含んだ雰囲気の中で、つまり私が最後に三浦先生とお会いした時の事です。
その頃は何故か手帳に自分宛てのメッセージをクラスメートに書いて貰う、というのが流行してまして、ご多分に漏れず私も友人に書いて貰っていたのですが、ふと、先生にも一言頂きたく、ノートを差し出したときのことです。そのノートは既に紛失してしまい、クラスメートの言葉は忘却の彼方なのですが、最後に書いていただいた先生の言葉だけは非常に鮮明に覚えています。とても短いのですが『音楽を愛し、人を愛し、人生を楽しめ』という小学校6年生の私にはとても難しく感じられる言葉でした。素敵な言葉ですし、小学校卒業の子供にこの言葉を贈る先生は私たちに対等に接してくれていたんだと感じます。
今回は6名での席だったのですが、またいつか同じように集まりたいと思います。今でも楽器を触っている方も私を含めいらっしゃいましたし、お近くで和菓子を作られている方を知れたのも良かったです。吉祥寺図書館のすぐ隣にある「京右近」さん、苺大福がとっても美味しかったです。
コメントを残す