ギレルモ・デル・トロ監督 ワーナーブラザーズ
たまには娯楽映画に足を運ぼうと思い、観てきました。なんだかんだ言いつつも、個人的には観終わった後にいろいろ考えたくなる映画が好きです。スノビッシュな小難しい作品が好きというわけでもないんです。が、しかし、単純な勧善懲悪や、良かったねハッピーエンド、キャスティングだけでどういうカップルが結ばれるのかが分かってしまう作品は好きではありません。もちろん観てない作品には何も言えませんが。キャスティングだけでどういうカップルが結ばれるのかが分かったとしても、その起伏なり障害に説得力があり、乗り越える際のカタルシスにある程度のロジックがあれば感情的になれる作品もあると思います。
予告編の熱さを感じたので足を運ぼうと思いましたし、正直ガジェットとしてのロボットの形やスタイルには少々疑問も感じていたのですが、これが非常に面白かったです!ロボットのイェーガーはこの形で正解だと思いました、やはり作品は観てみないと分からないです、当たり前のことですけど。
何故パイロットが2人必要?だとか、なんで海の中からなのか?とか、いろいろと気になる部分も多い作品でしょう。時間の尺から考えると、様々な物事を詰め込み過ぎなきらいも認めます。が、これはたしかに凄い作品です。で、どう凄いのか?は観ていただく事が最も優れた説明になっていると思います。
カイジュウが好きな方でも、ロボットが好きな方でも、パニック映画が好きな方でも、人間ドラマが好きな方でも、群像劇が好きな方でも、そしてアトラクションを楽しむのが好きな方にも強くオススメできる作品だと思います。極力3Dで鑑賞される事を勧めます。
132分間、ずっと良質のアトラクションに乗っているかのような感覚が得られます。
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