私の所属する武蔵野市歯科医師会と武蔵野市医師会の先生方とご一緒に学術講演を開く事になり、その幹事と司会を仰せつかったので、なかなか大変でしたが、無事に終わらせることが出来ました。
講師にお願いしたのは先日のNHKのニュースでも取り上げられた東小金井にある、日本歯科大学リハビリテーション多摩クリニック院長であられる菊谷 武先生です。
菊谷先生は摂食・嚥下というモノを食べたり、飲み込んだりという分野の第一人者の先生です。医科と歯科の連携、それは武蔵野市でも「在宅支援連絡会」という組織を立ち上げている分野ですし、市とも協力しながら進めている分野です。そこにどのようにしたシステムを作っていくのか?を、摂食嚥下の分野ではどのように行っているのか?を具体的にお話ししていただきました。もっともっと医科の先生方と我々歯科医だけでなく様々な多業種の方々とで連携を取らないとこの先の超高齢化社会に備えられません。
参加された医科の先生方も、歯科の先生方も熱心に聞かれていまして、開催出来て本当に良かったですし、来年にも繋げていきたいと考えています。
また、先週から新たな「歯つらつ教室」も始まりました!
歯つらつ教室は武蔵野市にお住まいの65歳以上の方なら無料で受けられる、モノを飲み込むのに時間がかかったり、唾液の分泌が悪くなりつつある方への健康指導を、楽しく体験しながら学べる教室の事です。今期は20名の申込みがありました!こちらも私の担当でして、出来るだけ参加したみなさんに楽しんで学んでいただけたらと考えています。
写真はベロの体操を行っているシーンです。舌ベロを動かすだけでも唾液が出てきますし、唾液が出る事で食べ物を飲み込む事が出来るんです。他にも様々な事が学べます。
次回の募集は来年1月から始まるⅢ期目になります。今度は武蔵野市の商工会館の中にあるゼロワンホールという場所です。また近くなったら宣伝させていただきます!
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