アルフレッド・ヒッチコック監督 パラマウント
近所のTSUTAYAさんに最近入荷したので見ました!とても久しぶりだったのですが(最初に見たのはたしか中学生だったので30年くらい前ですね・・・)、かなり忘れてしまっていました。ヒッチコック監督作品の中でもかなり好きな作品だと、今までは思っていましたけど、少し評価が変わってきました。もちろん凄く面白いですし、素晴らしい作品であることに変わりはないんですが。
刑事であるスコティ(ジェームズ・スチュアート)は屋根伝いに犯人を追いかけているのですが、実は高所恐怖症です。警官もう1人と犯人を追いすがっていたところ、足を踏み外し・・・というのが冒頭です。
この冒頭シーンの掴みは非常に素晴らしくサスペンスフルです!
ストーリィも素晴らしく練られていますし、役者さんも素晴らしく、文句もないんです。視覚への刺激や、映像の古びれない感じ、音楽の強弱、どれも素晴らしいんです。
けれど、何と言いますか、凄く男性目線な映画なんだなぁ、と感じてしまいました。昔は単純に凄い!と思っていたのに、今見返すと、なんだか細部が気になったりしました。
ミッジの退場についてと、ある秘密を観客が知るタイミングについて、が気になってしまいました。
一昨年前に見た「ゴーン・ガール」の事を凄く想い出しました。
サスペンスに興味がある方に、オススメ致します!
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