お久しぶりです。先月は公益社団法人 東京都武蔵野市歯科医師会 の50周年祝賀会があったり、障害者歯科学会に参加したり、いつもお世話になっている日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックの4周年のお祝いが合ったり、衆議院議員で元武蔵野市長の土屋代議士との講習会があったり、先輩の葬儀があったり、本当に目まぐるしく、なかなか文章を考える余裕もなかったですし、本は全然読めてないですし、映画も数本しか見れませんでしたが、充実した時間を過ごしています。仕事も頑張ってますけど、歯科医師会の仕事は公的なものもありますし、やりがいと責任があります。
残り2か月ですが、11月もいろいろあります。
詳しくは11月の診療カレンダーを見て頂きたいのですが、特に11月13日日曜日は市役所で行われる青空市にて無料歯科健診を行います。是非ご参加ください。普段聞けない質問でも、武蔵野市歯科医師会の先生方がお答えくださいます。
最近見たDVDですが、ちょっとタイトルで気になってた「裁かれるは善人のみ」というのを見ました。
アンドレイ・ズビャギンツェフ監督
ロシアの海辺の小さな町に住むコーリャは自動車整備業を営む粗野な男。若い後妻と息子の3人で暮らしているのですが、先祖代々根付いた土地で暮らしているのですが、市長から立ち退きを命ぜられ、かつて兵役を一緒に過ごした部下であり今は都会の弁護士をする友人ディーマに弁護を頼むのですが・・・というのが冒頭です。
タイトルからして非常に暗い話しなんですが、割合ひとつひとつは良くある話しだし、ロシアや中国などの組織なら(もちろん日本やアメリカでも起こるけど)何度も見てきた出来事のように感じました。
で、主人公コーリャは粗野で乱暴過ぎて、無計画過ぎて、妥当な結果に見えてしまいます・・・
ネタバレは避けての感想ですが、確かにコーリャの言い分も分かるけど素朴過ぎるし、善人なのか疑わしい。20年前の軍隊時代の後輩に弁護を頼む態度がちょっとだし、すぐに手が出る…子供の教育、後妻という立場への理解も乏しく、あまり擁護する気になれない…
確かに市長は悪人だし、ヨブ記を挿入するのも予想通りなんですが。
素直に楽しかった、とは言えない鑑賞になってしまいましたが、映像はとても綺麗です。
また構想の基になった事件(キルドーザー事件)については考えさせられます、こういう不条理な事は生きている上では誰にでも起こりうる話だと感じるのです。
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