ピーター・ファレリー監督 ギャガ
特に何でかワカラナイけれど、映画を観るタイミングがピタリとはまる事があります。
今作を2021年12月15日に見れた事が、私にはピッタリでした。
トラブルも続いていて、同時に5~6件のヘヴィーな案件を抱えると、映画を観ようという気すら起こらなくなる事もあります、が、有るキッカケでNetflixで見る事にしました。
基本的に泣かせようとする作品は下品だと思うし、そもそも年を取ったから涙もろくなるなんてことはあまり無くて、どんどん醒めるようになる気がします、私の場合はですけれど。
ですが、本作は大変良かった。泣きはしないけれど、距離の詰め方は大変丁寧で、素晴らしかったし、主演者2名はどちらも素晴らしかったけれど、特にドクター・ドナルド・シャーリーを演じたマハーシャラ・アリの演技は凄みすら感じたし、これがあのヴィゴ・アラゴルン・モーテンセンだって?どうしてこんな体形に?とは思いましたが、大変良かったです。
取りあえず、今夜、もし、お酒が飲める状況なら、私はカティーサークが呑みたいです。
フライドチキンとかピザとかじゃなく、ストラヴィンスキーを聞きながらカティーサークが飲みたいのです。
ヘヴィーな案件をひととき忘れる事が出来た事に感謝です。
オススメしてくれた友人に感謝しています。
本日は異教徒のお祭りであるクリスマス・イブですね、あまり感謝の気持ちは湧かないのですけれど、そもそも神様という存在は人間が不条理の世の中で礼儀正しく振る舞う為に作られた存在だと信仰している私には関係ない、と思っていますけれど、「素晴らしき哉、人生!」(の感想は こちら )と同じようなクリスマス映画でした。クリスマスを祝う気持ちになれる映画を観たい方に、オススメ致します。
それでも、宗教にも文化の一面があり、そこは尊重出来るんですけれど、ね。
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