井の頭歯科

「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」を観てきました

2022年1月14日 (金) 09:39

印象派、凄く人気がありますよね。私は絵には全然(すみません、よく考えたら全ての事象について、ですね・・・)詳しくないのですが、最近見ているYoutubeのチャンネル「オトナの教養講座」で山田五郎さんが絵画について凄く俯瞰できる解説動画を行なっていて、絵画により興味が出てきましたので、足を運びました。

最近の美術館では写真を撮っても良い部分があるのが面白いです。後でも見ることができますし、写真を所有している、というワクワクも感じます。もちろん、写真に撮る前に(撮った後でも可)じっくり生で見れる事に時間をかけたいですけれど。

今回見た中では、初めてみるジャン=バティスト・カミーユ・コローの「魚を運ぶ釣り人」がとても良かったです。川面に木陰があり、遠くでは日没が始まっている感じで、その他もいくつか同じようなモチーフの絵がありましたけれど、この絵は別格に綺麗で鮮明に感じました。

そしてもちろん、俺たちのアニキであり、こういう人に私はすぐに降参してしまうギュスターヴ・クールべの海景色や林檎などの静物画もありました。クールべの出来れば人物画が見たかったですけれど、4点も見られたし、ありがたいと感じました。

セザンヌ作品もモネ作品もゴッホ作品もいろいろ来ていましたが、これは!という好みの作品には出会えなかったです、残念。

その代わり、凄くいい!と思ったのがポール・セリュジエの風景、という作品で、すっごく和田誠な感じなんです!この作品の写真を探しているんですけれど、全然見つかりません・・・色合いも素晴らしいですし、すっごく気に入りましたが、残念、ポストカードにもなっていなかったです・・・悔しい・・・

それと今回の主役はレッサー・ユリィだと思います。楽しみにしていた「夜のポツダム広場」は確かに良かったです。でもそれ以上に、「冬のベルリン」と1番良かったのは「赤い絨毯」です。今回の中で私の1番は間違いなく「赤い絨毯」でした。

多分、印象派展だからだと思いますが、俺たちのドガも1点だけ来てて、それも良かったです、もう少し良いのが来て欲しかったですけれど。

もっとゆっくり巨大都市東京を散策したかったのですが、午後から仕事だったので・・・

あと印象に残ったのは、すごく、ジャンヌ、な作品と、そして時々見かけるボーダーにボーダーを重ねる、とか水玉に、水玉を、重ねるという表現を思い起こさせる絵とか、です。

凄く目がチカチカしました。

本当に駆け足で観たのでもう少し時間があればなぁ、という感じです。

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