今回はあまりオススメではないのですが・・・この後、この監督の非常に良い作品を観たので、一応。
あまり好きなタイプの映画ではありません・・・また、私はホラー作品に好きな作品もありますが、基本的に「愛」がありません。とても子供だましな感覚があります。ただ、好きな方もいらっしゃるでしょうし、あくまで個人的な感覚です。上手に意味があるようにしていただけたら、と思うのですがチープさがタマラナイ、という事もありますよね?昔から好きという事もあると思います。
ホラー作品で私が好きな作品もあります。アリ・アスター監督は多分ホラー作品を撮る監督で最も信頼している監督だと思います。それから、好きな監督で私の中ではホラーに入れていいのはミヒャエル・ハネケ監督ですね。
しかし、そもそも私はホラーとは相性が悪いと思います。だって、そりゃびっくりはしますよ、突然大きな音を出したりすれば、ね・・・でも、それに理由が、必然性があるのか?を考えてしまいます。そして、ほとんどの(私が観た事ある)ホラー作品って、その意味が無い。単純に驚かせたいから。そしてそれの連続なだけ・・・なんかこの映画を観ている意味は?って考えると、無駄に思えてしまうんですね・・・相性が悪いのは私の問題だと思います。
アテンション・プリーズ!
基本的にネタバレありの感想です・・・
まず、凄い退屈です。また、テンポが悪いと思います。
そもそも、なんでピエロ、では無かったクラウンの起源が悪魔なんでしょうね・・・逆ではないでしょうか?
道化とかがいる、非常に何を考えているかワカラナイし表情が読めないし、道化だからこそ主君に批判的な事をいう事が許された存在、それが変化して怖さが出てくるんであって、最初が怖い存在や悪魔ではないと思うのです。そして時系列を考えると、ジョン・ゲイシーの存在があるから、人はクラウンを恐れるようになったのだと思います。
それに、服を着た主人公(かと思いきや、どうなんでしょう?)に救いの道や何かしらの落ち度があったのか?が気になります。ただ単にそういう嫌な目に遭った人に見える。それに妻は結局最後は子供を選んで(とは言え他人の子供を贄として差し出そうとした・・・)、旦那を信じてるつもりが最終的な行為はこの妻が行ってるんですよ・・・ご都合的な感じしかしないんです・・・特に信念とか人間の意思の強さもなく、悪魔もなんでか首切られるくらいで死にます。また、大変知能が低く見えるのが、首に鎖かけられたら、まず、鎖を外して子供を追いかけると思うのです。悪魔なのに知能が低いと思います。
それに何かを知ってそうな男はアニキとは複雑で、とか言いながら、音信不通なら訪ねると思いますし、思わせぶりなだけで何をしたいのか?この人に意思を感じないのです、生死をかけての争いに向かうのに、です・・・ただ引っ掻き回すだけ・・・
という愛の無い感想になってしまうので、多分この後もっと出来るんですけど、不毛だから止めます・・・
1番驚いたのがこの監督、この後「コップ・カー」を撮ってるんです、私は大好きな映画です。
この監督の力量が良く分からない・・・デビュー作なせいかもしれません。
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