色々ありましたので、大変疲れました、精神的にも肉体的にも。人の世は本当に様々な人がいて、様々な立場がございますが、出来るだけ穏便に済ませたいです。とはいえ、プライドとか自尊心とか矜持とか譲れないモノがあると、なかなか思うようにいかないものです。それでも、完全に敵対関係になる事に、メリットはないと思います、ウクライナを見ていても思います。多分、ウクライナの人はきっと何世代化に渡って、ずっとロシアを恨むと思います。それがロシアの利益に繋がるとは思えません。要は敵愾心は何も産み出さない、もしくは産み出したとしてもネガティブなモノになる、という教訓を得た、という事です。それだったら、そういう場所から、人間関係からは離れるに限りますね。それと同じように、な話しは止めておきましょう。
で文化的な摂取なんですけれど、久しぶりにお休みだったので、東京都美術館にフェルメール観に行きました。
フェルメールは多分1点だけだと思いますが・・・ま、それは良いとして、何故か歯医者の絵があって、急にこの17世紀辺りから、聖書とか神話じゃなく、生活の中が絵の題材になるのが面白いと思いました。
当時の歯科の抜歯、大変だったんでしょうね・・・麻酔も無いですし、恐ろしい・・・
その後は国立博物館で行われている空也上人像も見れました。
しかしスゴイ造形物。なんでこの形にしようと思ったのか?発想が凄すぎます。そして作ってしまう所も、そして現代にまで現存しているのも。
その後東京国立博物館平成館で行われているポンペイ展も観てきました。
ここは写真を撮って良いのです。嬉しい。
足の部分が凄い。それと三つの足を持つ机とか花瓶を見ると、どうしても宮部鼎蔵という人物を思い出してしまいます。
なんに使われていたのか?不明ですが、とにかく恐ろしい道具、拷問に近い道具に見えてしまうのは、私の偏見なんだと思いますが、とても恐ろしさを感じます。
気になって調べている人物の息子、でも息子の方が有名な、アレクサンドロスⅢ世と思われる人物。この場面はイッソスの戦いの一場面と言われていますが、ダレイオスⅢ世の顔と対照的で、アレクサンドロスⅢ世が凄く凛々しく、しかもこの両者の顔が判別できるくらいに残っている、というのが凄い事だと思うのです。
当然桜も素晴らしかったのですが、息抜きに来たのに、あまりに詰め込んでしまい、かえって疲れるという何が何だか、という感じで・・・
文化の摂取が無いと、本当に味気ない人生になってしまうので、とはいえまあ6月までは非常に忙しいと思いますので、ならし運転な感じで。
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