ジョーダン・ピール監督 ユニバーサル・ピクチャーズ 吉祥寺オデヲン
ネタバレなしで言える事はあまり無いんですが・・・
１ ウェスタン（+α）映画です！
２ キリン1番絞り は美味しいビールです！
３ あの、スティーブン・バーニング劇場版のベン・ユアンが出てきます！
もうこの3つで十分だと思いますが、まぁ何も知らないで劇場に行くのが良いと思います。
映画が好きな方なら、何かしら楽しめるポイントはあると思います。
これはIMAXで観た方が良いかも知れません、劇場でないと体感できない映画です。
馬が好きな方に、オススメ致します。
アテンション・プリー
ココからはネタバレありの感想になりますので、未見の方はご注意を。
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すっごくヘンテコな映画です。そして、未知との遭遇かと思いきや、ジョーズみたいな映画でした！びっくり。
しかもジョーズっていうか、未知の生物、いや、もうこれ怪獣映画ですよね？ まさかの怪獣映画、本当にびっくりです。
ただ、中でもウェスタン映画と怪獣映画の融合を試していて、なんでこんなヘンテコリンな事を試したのか？全然分かりませんが、ま、日本で言えば西部劇は時代劇の事ですし、古典的な事と怪獣を混ぜてみたかったのかも知れません。
もうずっと変な事しか起こらないし、コレが現代アメリカ映画というリアリティラインで観ていると気になって仕方ないんでしょうけれど、そんな事言ったら、ゴジラだってウルトラマンだっておんなじですよね？そういう地球の話し、まだ未確認の生物というか怪獣が居る世界だと思うと、なかなか面白いというか、映画が転がり始める瞬間が素晴らしく良かったです。
キャスト全員良かったと思います。
OJは影があるのに、基本的にイイ人。でも驚くと手で殴ってしまう。馬に乗って後退する、これすっごく難しい事です。かなり乗馬訓練したんじゃないかな。
Mはまさに主人公。妹だからみんなに守られるってのが、まちょっとプリンセスっぽ過ぎる感じもしますけど、それを拒否しようとする感じが良かった。素直に受けるのじゃないのが良かった。それにアキラバイクのシーンがかっこよすぎる！！
エンジェルの人はただの通りすがりかと思ったら、全然いい人というかお茶目愛想あるキャラ！素晴らしい。
ホルストさんの声！渋すぎるし、この人こそ、ウェスタンの古株が出てきた、本物の漢（と書いてオトコと読ませる奴）の登場って感じで素晴らしいです。そして西部劇でもこの手の漢は割合あっさり退場しちゃう。そして、若手に継承されるって話し多いです。しかし映像の趣味は悪い人・・・その何度も見てる映像、相当キモチワルイですよ・・・
そして、ジュープ役のスティーブン・ユアンが最高でした。あんなに似てる子役を連れてくるのも大変だったと思いますが。
そして、どの馬も素晴らしく美しかった。馬を美しく撮っている、馬に対して丁寧で、そこは気持ちよかったです。OJも馬に対して非常に真っすぐな心持ちで良かった。
あと、兄妹のハイスピードタッチがサイコーにアガりました。
しかし、正直私はNOPEの恐ろしさではなく、やはりゴーディの恐ろしさが飛び抜けていましたね。動物を虐待ではなく撮影に協力させるのすっごく難しいと思います。
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