堤大介監督 Netflix
各所で話題のクレイアニメかと思いきや、これがCGだというので驚きなんですけれど、めちゃくちゃにカワイイ造形の、日本の古来の神様のお話しです。
ファンタジー作品ですし、恐らく、子供やローティーンに向けられている作品なんだと思いますが、これは大人の鑑賞にも十分耐えられる素晴らしい作品。
クライアニメーションは非常に手作り感のある所が大好きなんですけれど、この作品もそのように見せるのに、CGというのが驚き。
あと、私は わっしょい という言葉に良いニュアンスを持っていませんし、いわゆる掛け声の一種だと思いますけれど、そういう連帯を求められる場面が基本的に苦手ですし、強い強要を、強いる側には無自覚に、される側には強い同調性を感じさせる言葉のひとつなんじゃないかな、と思っています。だからこそ、好きになれません。
ですが、この物語が始まった冒頭、この言葉と共に、ダンスが披露されるのですが、その動きのコミカルさ、そしてこの わっしょい の醸し出す、可笑しみを含んだ掛け声に、つい笑ってしまいました。
この笑うが、後にどれほど反転するか。脚本の岡田さん、なかなかな仕事です。今度からこの方の脚本は要注意と覚えましたし、名前があったら、その作品のレベルは高い、と同義だと思います。
もちろん、おなりもカワイイのですが、カッパもいいのですが、意味の分からなさでトップのタコ猫がサイコーにカワイイです。とは言え、サイコーなのはなりどんです。
とにかく、造形が素晴らしいし、クレイアニメと見間違うほどのクオリティ!とにかく個人的には、なりどんです。なりどんサイコー!!!
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