デヴィッド・モリス ジャッキー・モリス監督 ユニバーサル U-NEXT
ヌレエフの一生涯を追いかけるドキュメンタリーの部分、フッテージされた映像を使う部分と、そのヌレエフにとっての重要な場面を切り取った創作バレエで成り立っている映画です。
ルドルフ・ヌレエフというダンサーであり、振付家でもある人物の、わずか54歳の生涯で、精力的に踊り、若いダンサーを発掘し、振付をしたのですが、この影響があった世代もついに舞台からは去りつつありますね。
1961年にパリで亡命をした際の出来事を映画化している作品もありますが、ダンサーとしても凄いですが、与えた影響の大きさ、その波の余波が本当に絶大。
特に個人的には、パリ・オペラ座での芸術監督になった事で、マニュエル・ルグリやシルヴィー・ギエムを物凄く若い段階で引き上げて経験を積ませるというのが凄いと思います。先見性の高さはちょっと異常です・・・
そんなヌレエフのある種のパートナーでもあったエリック・ブルーンについて、全然知らなかったので、これは凄く良かったです。
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