大根仁監督 Netflix
2024年公開映画/2024年に観た映画 目標 36/100です。 現在は26/86
音楽は凄く良かったし、流石Netflixちゃんとお金をかけている。調べてみたら卓球さんでした、納得。
まず、良かった点。
ちゃんとお金かけてる!
ケイパーものでちゃんとしてる!
役者が豪華!
メフィラス外星人、泉修一も頑張った!
以上!大根さん面白い作品多いし、今作も決して悪くないけど、脚本が・・・これ原作どうなんでしょう・・・
でも、脚本が、というか、ラストが勢いだけな気がします・・・
基本的には、Netflixってその国の製作者にお金をそれなりに渡して、独自表現をして貰い、海外でも受けるようにして、儲けを出す仕組みに見えます。で、同じ環境で「全裸監督」一定の成功のを収めていますけれど、今作はどうでしょう?恐らく海外ではコケると思います・・・そもそも雑。特に脚本。
出演者に役者の中でも好きな人がいるなら、オススメです。
アテンション・プリーズ!
ココからはネタバレ、の感想になります。
しかも本作が好きな人には不快な表現が多数含まれます。
この世界にはたくさんの有意義な事柄に溢れていますし、基本的に否定的な何かを読む事に意味は薄いと思います。
ですので、基本スルーして頂けると。
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以下はネタバレありの感想です。
で、大根監督の好みなのも分かるし、乗せる、この世界観に没入させるのはちゃんとしていて乗れる。問題は乗った後、確かに、世界観の入り込めたら、些細な事は気にならなくなるんだけれど、それが後半、あまりに多くなり、物語の登場人物たちの伏線回収が飛び抜けたところまで行ってしまい、興醒めしてしまう・・・
マキタスポーツさん演じる不動産業者を、殺害する理由は、多分無くて、それこそハリソンの趣味の領域だけ、ですよね・・・日本の警察の鑑識能力がこの程度とは思えないですし、基本的スリルジャンキーや極限状態の人間観察が趣味なら、恐らく自分の手でやる事に意味があるのではないか?と思うのです・・・それに何でもかんでもライブカメラで観過ぎ、そんなにたくさんの場面を観察しているなら、監視しているなら、それだけで手いっぱいなはずですよ・・・昔の刑事にまで・・・これもご都合主義に見えます。
ピエール瀧さんに関西弁喋らせる必要あったのかな?普通に関西弁を喋れる人キャスティングで良かったのでは?
綾野さんがわざわざホストクラブに入り込む必要ありましたかね?凄く間接的。もし簡単に拉致監禁出来るなら、拉致して置けば良かったのに・・・
それと北村さんの役の人も、空港のトイレでって・・・それは早急過ぎませんか?警察は何を?とどうしても考えてしまいます・・・
女刑事も、場所が特定されてるなら、もっとそのビルを調べたり任意同行求めれば?
恐らく、小説、というかドキュメンタリー作品とはそれなりに違うのではないかと思いますけれど、まぁ原作を読む時間が無いのと、そこまでの興味が無くて・・・
キャスティングは良いですし、役者さんは全員頑張ってる。そして、オーバーアクションなのも、監督の求めに応じた演技なんだからしょうがないと思います。
ハリソン中山、個人的には、小物感しかないのは、PSYCHO-PASSの槙島聖護と泉宮寺の関係を観ているからで、生の実感を得る為の、スリルジャンキーと言う意味での小物感がするわけです。だってスリルジャンキーだったら、自分で最も危険な役目をしようとするはずなんです・・・ハンティングも泉宮寺な感じ、その返り血を浴びて興奮とかも、既に何度も出てきているサイコパス表現で、真新しさと言う意味で新鮮では無かったです・・・もちろん演じている豊川さんは凄いんですけれど。
それと、どうしてもダメなのが、死体処理、拉致という仕事をしている人がみんな同じ服装で目立ちすぎ・・・いくらなんでも、そんなに簡単に街中で刑事を拉致はちょっと・・・その後は推して知るべしで、ドラマ的なタイミングで、イイ感じに拉致や殺害・・・最後は街中だろうがもうどこでも何でもOKな感じ・・・この人たちの給料の方が高いのでは?と思ってしまいます・・・
最後に刑事が乗り込んでくるタイミングもそうなんですけれど、何で今?どうやって?が不明なんですよね・・・この刑事役の人、これ女性にする必要あったんでしょうか?凄く違和感ある。ここまでやり込むなら、男性のおじさん役でも良かったのではないでしょうか・・・それと、演技の問題もある・・・
手下の大男の突入の突然すぎる・・・
もう少しラストを勢いでやらないで欲しかったなぁ・・・
それと主人公の拓海さんの心変わりが全然納得出来ない・・・それに車は買い替えるべきだし急いで住居も変えないと・・・割合仕事遅ないか?
あと、女の刑事、これは絶対ミスキャストだと思う・・・普通に男性でお良かった。この人だけ演技が浮いてる・・・
まぁでも暇つぶしにはなります。
主要登場人物
ハリソン中山、綾野、ピエール、北村、小池栄子、マキタスポーツ、リリーフランキー、最初のなりすまし役の老人、何でも屋さん(猫好き)、女刑事、ホスト、北村の手下の大男、メフィラス外星人、とざっと13人のおおよそ主要人物がいて、生き残ってるのは、ハリソン、綾野、何でも屋さん(猫好き)、女刑事、の4人だけです。
戦争映画でもなかなかな人数・・・やりすぎ・・・
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