井の頭歯科

「戦艦ポチョムキン」を観ました

2024年10月18日 (金) 08:55

 

セルゲイ・エイゼンシュテイン監督     Amazonprime
2024年公開映画/2024年に観た映画  目標 36/100です。 現在は30/97
恥ずかしながら、初めて観ました。で、まさか無声映画とは思いませんでしたし、え、これって、あの有名な映画のシーンみたいだけれど、これのオマージュだったのか!的なシーンもあり、驚きが連発。
ロシアの戦艦ポチョムキンに搭乗している水兵は厳しい生活を強いられていて・・・というのが冒頭です。
何となく、戦艦が出てくるので戦争映画なんだろうな、と思っていましたけれど、全然違いました・・・
いわゆるロシア革命の記念として製作された映画の様ですけれど、そういう経緯理解したとしても、非常にスペクタクル。出演する人数を考えても素晴らしい効果を上げていますし、ロケーションも凄いです。その割には、すぐにミニチュアだと分かるシーンもあるのですが、なんか微笑ましく感じます。
オデッサという単語を初めて知ったのは小学校4年生くらいだったと思いますが、今は戦地になっていて、そこについても考えさせられます。
大変有名なシーンということさえ知らずに観たので、非常にびっくりの連続だったのですが、オマージュ作品を先に観ていると、なるほど、と納得の感覚。
市民革命である事を強調していますし、その前段階をかなり悪く描いているのではないか?という感覚もありますけれど、まぁそういう点は仕方ないと思います。
それと、音楽はこのために作られたかのような画面の動きとの同期性を感じましたし、1812年オマージュのメロディも非常に感銘受けました。やはりこのメロディはあがりますね。
しかし、これタイトルはもう少しどうにかならなかったんでしょうかね・・・
映画の発展の経緯を知る事に興味がある方に、そして無声映画だとしても非常にスペクタクルな事が出来るのだという事を知る事に興味のある方にオススメします。

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